江戸時代初期、宇治川(淀川)沿い豊後橋(観月橋)の近くで「鮒屋(ふなや)」という船宿を営んでいた初代 四郎兵衛がお客様にだすための酒を自分でつくりはじめたのが酒造りの第一歩だったようです。

明暦三年(1657年)伏見には83軒の造り酒屋があり、「鮒屋の酒」は伏見の代表酒として三十石船に乗って淀川を下り、大坂から江戸に運ばれ東人(あずまびと)の舌をとらえたと伝えられています。(残念ながらこれ以前の文献が残っていないため明暦三年を創業としています。)
明治四十三年 十代目 北川三右衛門が中国の四書五経の文献より「富此翁」の表現をみつけ、酒名を「富翁」としました。「富此翁」の富は貧富を表すのではなく、精神的な豊かさを言い「心の豊かな人は晩年になって幸せになる」という意味です。

「富翁」には、飲む人の心まで豊かになるような酒を造りたい、そんな思いが込められています。

“おきな屋”では清酒「富翁」や米焼酎「はんなり」、「はんなり京梅酒」、それに蔵元ならではの「量り売り原酒」を販売しております。
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