北川本家 360周年記念サイト

360年の歩み

 

日本酒の防腐剤添加について

明治12年にコンシェルト氏による説を政府が採用し当初科学技術の導入、近代化の流れから日本酒業界も火落ち抑制、酸化防止作用のあるサリチル酸を導入するようになりました。
食品全般に使用されるようになったサリチル酸ですが、発がん性の疑いがある為に昭和36年にWHOにより使用してはいけないという勧告が出されました。

それから数年たってサリチル酸は昭和44年に清酒業界では使用をしなくなりました。

この頃の北川本家はと言いますとサリチル酸の発がん性が疑われることを受けて昭和44年よりも以前から、サリチル酸を添加しない「防腐剤ナシ」清酒をそれが主流となる前から販売していました。

その当初、マスコミにサリチル酸を使用していない日本酒が取り沙汰されるようになり、その中に当社の酒が含まれていたために、安全でおいしい日本酒として販売拡大の起爆剤となったと言われています。

防腐剤入らず日本酒
こんな商品もありました~珍商品~